わたしがこの人を知った時にはもうこの世にはいませんでした
星野道夫がヒグマの事故で
この世を去ってから今年で10年になります
写真家・星野道夫展
「星のような物語」が28日まで
大阪・梅田の大丸ミュージアムで開催されています
今日行って来ました
行く前からドキドキしていてこの上なく楽しみでした
アラスカに魅了されて野生動物たちや大自然風景を撮り続けた作品が
言葉と共に約250点展示してありました
大きな写真で見るのは初めてだったんですが
胸がキューーンと締め付けられるような気持ちになり
同時に涙をこらえるのに必死でした
写真を見て涙?!っと思うかもしれませんが
何か心が動きました
北極クマやグリズリー・カリブー・アザラシ・ムース等どの写真の動物たちも
私たちと何ら変わらない優しくて暖かい表情をしてるんです
こんな表情するねんな〜っと立ち止まって見入ってしまうぐらい。
自然と共に1年の半分は撮影のため
テント生活をしていた星野さんだからこそ
伝わってくる言葉も超越してるんです!!
是非是非、自然が好き写真が好き
そんな単純なことでイイと思います
星野道夫の作品や言葉に触れてみてください
きっと心のファインダーを通して
彼が伝えたかった何かを感じることが出来ると思います
この写真展は約2年間かけて
全国をまわると言うことなので近くに来た際には
マーーーーーーーーージでオススメなんで足を運んでみて下さいねん♪
星野道夫
写真集「星野ような物語」からアケが好きな言葉を抜粋してご紹介
・人間のためでもなく、誰のためでもなく
それ自身のために自然が息づいている
そのあたりまえのことを知ることが、いつも驚きだった
・寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ
離れていることが、人と人とを近づけるんだ
・幸福を感じる瞬間とは、ありふれていて
華々しさのない、たまゆらのようなものなものだった
・あわただしい、人間の日々の営みと並行して
もうひとつの時間が流れていることを
いつも心のどこかで感じていたい
この先いつか私が結婚して自分の子供が生まれたら
教えてあげたい。
そんな風景や言葉たちです
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